どうもです。
ギリギリです。
表題の件、永ちゃんっぽく言うとかっこいいですが、あのカッコよさはオレにはだせねえ。
今日のエントリーはつぶやきに近いかな。長いつぶやき。
うちはケーブルテレビが見れるんだけど、再放送でボクシングの試合やってて、
久しぶりに感動して泣いた。
OPBFミドル級王者と日本ミドル級王者の王座統一戦。
OPBF王者はサウスポー相手でもパンチがよく見えていて、当て感もいい。
直突きのようなジャブとストレート、いいところで出すフックが効果的に決まっている。
一方日本王者はオープンガードで腹あたりから払うようなジャブを出すが、相手のジャブが見きれていないようでしょっちゅうもらっている。
パンチも大ぶりで、下からのジャブ以外はぶん回すという表現がよく合うようなパンチが多い。
形勢は明らかにOPBF王者。うまさが違う。日本王者はパンチが雑だ。
WBAルールだから、4回8回終了時にそのラウンドまでのポイント途中経過が発表される。
途中経過を聞くまでもなくOPBF王者がリードしていることは明白だったが、途中経過でもやはりそれはかわらなかった。
8回が終わった時点で3-0でOPFB王者が2~4ポイントリード。
日本王者はダウンを2度喫していて、鼻血がひどく目もジャブをもらうせいで腫れていた。
この調子じゃOPBF王者がポイント勝ちだな
そう考えていた中始まった9ラウンド目にそれは起こった。
8ラウンド目の後半にかけて若干疲れが見えていたOPBF王者の動きが鈍い。
蓄積したダメージがここにきて表面化したのか、明らかに様子がおかしい。
日本王者はそれを見逃さなかった
終始大振りだった左右のフックともストレートとも言えぬようなパンチを、止めることなく出し続け前進し続ける
OPBF王者も後退しながら何とか応戦するが、手数が圧倒的に少ない。
コーナーに追い詰められぶん回されるパンチを何とか耐えつつ手をだす。
しかし日本王者は止まらない。8回終盤の壮絶な打ち合いで勢いづいたのか、今なら倒せると踏んだのか、ひたすらパンチの応酬。まさにラッシュ。
冷静さが残っていたらそれほど怖くもないぶん回すパンチも、この時は逆に頼もしく見える。
10秒だろうか20秒だろうか、止まらないパンチは審判によって止められた。
OPBF王者を抱きかかえるように二人の間に割って入り、日本王者に背中で決着がついたことを知らせた。
逆転勝利
この言葉がこれほど合う状況はそうはない。
そう思わせる瞬間だった。
OPBF・日本ミドル級"新"統一王者は、亡くなった父の遺影と、たった今勝ち取ったばかりのOPBFのチャンピオンベルト、守りきった日本のチャンピオンベルトを身につけ、リングで喜びを爆発させた。
優勝トロフィーやたてなどを受け取ったあと、新王者は最後に勝利者インタビューに答えた。
彼は父のことを聞かれ、少しだけ影のある顔をしつつも喜びの言葉を口にした。
遺影を持ってリングに上がるくらいだから、おそらく彼の父は最近亡くなったんだろう。
8回中盤までは一方的な展開だったのを、諦めず粘り強く耐えて耐えて勝ち取った姿と、そういった(勝手な推測だが)背景を重ね合わせると、たまらず涙してしまった。
しかし、そのすぐ後にオレは驚かされることになる。
新王者はベルトをとった今の心境を聞かれ、次のように答えた
これは自分一人の力でとったものではありません。応援してくださるみなさんや、支援してくださるみなさんのおかげです。
みなさんのおかげでとったこのベルトですが、世界のベルトがとれるようにこれからもがんばります。
鼻血を大量に流し、目も腫れ上がり、ポイント差もあった。
パンチは空を切りペースが掴めず、思うような試合運びはできていなかった。苦しい展開だった。
そんな苦しい状況の中、かろうじてとったOPBFのベルト。
しかし、新王者にとって、OPBFのベルトは通過点でしかなかったのだ。
彼はその先を見ている。
世界ミドル級王者
日本人でこの階級を制した男は、ガチンコファイトクラブで有名になった竹原慎二ただ一人。
(みんな知らないかもしれないが、竹原慎二は実はモノすげえ強い。世界的にとても人気が高く、選手層もあついミドル級で世界王者になるのは並大抵のことではない)
ブレない心を持つ人は、強くい続けられる
当初の目的を達するまで決して諦めず、ひたむきに、愚直なまでに努力し続ける
こういう人が結果を残せる人なんだと思う
ギリホリ行く人間が考えるようなことじゃないかも知れないが、果たしてオレはギリホリに行って何が残せるんだろうか。
今思い描いていること、ギリホリ後のこと、そのまた先のこと。
・・・・・始める前に考えても仕方ないな。
それに、先のことを考えると止まらなくなってしまうから、今は目の前のできる事をやろう
しかし、初心は忘れずに。
継続は力なり
これをギリホリ中のオレの格言としたい
Be Water, my friends!!
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ギリギリです。
表題の件、永ちゃんっぽく言うとかっこいいですが、あのカッコよさはオレにはだせねえ。
今日のエントリーはつぶやきに近いかな。長いつぶやき。
うちはケーブルテレビが見れるんだけど、再放送でボクシングの試合やってて、
久しぶりに感動して泣いた。
OPBFミドル級王者と日本ミドル級王者の王座統一戦。
OPBF王者はサウスポー相手でもパンチがよく見えていて、当て感もいい。
直突きのようなジャブとストレート、いいところで出すフックが効果的に決まっている。
一方日本王者はオープンガードで腹あたりから払うようなジャブを出すが、相手のジャブが見きれていないようでしょっちゅうもらっている。
パンチも大ぶりで、下からのジャブ以外はぶん回すという表現がよく合うようなパンチが多い。
形勢は明らかにOPBF王者。うまさが違う。日本王者はパンチが雑だ。
WBAルールだから、4回8回終了時にそのラウンドまでのポイント途中経過が発表される。
途中経過を聞くまでもなくOPBF王者がリードしていることは明白だったが、途中経過でもやはりそれはかわらなかった。
8回が終わった時点で3-0でOPFB王者が2~4ポイントリード。
日本王者はダウンを2度喫していて、鼻血がひどく目もジャブをもらうせいで腫れていた。
この調子じゃOPBF王者がポイント勝ちだな
そう考えていた中始まった9ラウンド目にそれは起こった。
8ラウンド目の後半にかけて若干疲れが見えていたOPBF王者の動きが鈍い。
蓄積したダメージがここにきて表面化したのか、明らかに様子がおかしい。
日本王者はそれを見逃さなかった
終始大振りだった左右のフックともストレートとも言えぬようなパンチを、止めることなく出し続け前進し続ける
OPBF王者も後退しながら何とか応戦するが、手数が圧倒的に少ない。
コーナーに追い詰められぶん回されるパンチを何とか耐えつつ手をだす。
しかし日本王者は止まらない。8回終盤の壮絶な打ち合いで勢いづいたのか、今なら倒せると踏んだのか、ひたすらパンチの応酬。まさにラッシュ。
冷静さが残っていたらそれほど怖くもないぶん回すパンチも、この時は逆に頼もしく見える。
10秒だろうか20秒だろうか、止まらないパンチは審判によって止められた。
OPBF王者を抱きかかえるように二人の間に割って入り、日本王者に背中で決着がついたことを知らせた。
逆転勝利
この言葉がこれほど合う状況はそうはない。
そう思わせる瞬間だった。
OPBF・日本ミドル級"新"統一王者は、亡くなった父の遺影と、たった今勝ち取ったばかりのOPBFのチャンピオンベルト、守りきった日本のチャンピオンベルトを身につけ、リングで喜びを爆発させた。
優勝トロフィーやたてなどを受け取ったあと、新王者は最後に勝利者インタビューに答えた。
彼は父のことを聞かれ、少しだけ影のある顔をしつつも喜びの言葉を口にした。
遺影を持ってリングに上がるくらいだから、おそらく彼の父は最近亡くなったんだろう。
8回中盤までは一方的な展開だったのを、諦めず粘り強く耐えて耐えて勝ち取った姿と、そういった(勝手な推測だが)背景を重ね合わせると、たまらず涙してしまった。
しかし、そのすぐ後にオレは驚かされることになる。
新王者はベルトをとった今の心境を聞かれ、次のように答えた
これは自分一人の力でとったものではありません。応援してくださるみなさんや、支援してくださるみなさんのおかげです。
みなさんのおかげでとったこのベルトですが、世界のベルトがとれるようにこれからもがんばります。
鼻血を大量に流し、目も腫れ上がり、ポイント差もあった。
パンチは空を切りペースが掴めず、思うような試合運びはできていなかった。苦しい展開だった。
そんな苦しい状況の中、かろうじてとったOPBFのベルト。
しかし、新王者にとって、OPBFのベルトは通過点でしかなかったのだ。
彼はその先を見ている。
世界ミドル級王者
日本人でこの階級を制した男は、ガチンコファイトクラブで有名になった竹原慎二ただ一人。
(みんな知らないかもしれないが、竹原慎二は実はモノすげえ強い。世界的にとても人気が高く、選手層もあついミドル級で世界王者になるのは並大抵のことではない)
ブレない心を持つ人は、強くい続けられる
当初の目的を達するまで決して諦めず、ひたむきに、愚直なまでに努力し続ける
こういう人が結果を残せる人なんだと思う
ギリホリ行く人間が考えるようなことじゃないかも知れないが、果たしてオレはギリホリに行って何が残せるんだろうか。
今思い描いていること、ギリホリ後のこと、そのまた先のこと。
・・・・・始める前に考えても仕方ないな。
それに、先のことを考えると止まらなくなってしまうから、今は目の前のできる事をやろう
しかし、初心は忘れずに。
継続は力なり
これをギリホリ中のオレの格言としたい
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