どうもです。
ギリギリです。
今の仕事も残すところ1ヶ月となりました。
時給24.7ドルという高時給なので、辞めなければならないのがとても残念です。
次はもっと高いところが見つかるといいな(´・ω・`)
さて、前回のエントリのタイトルが誰から買うの?となっていながらそれに触れなかった事を今更気づいて慌てて前回のタイトルを直しました。
前回、トラベラーからは買うなという話をしました。
では誰から買うのかというと、現地人、特にきちんと働いている人達からです。
もしくは十分な資金がある人であれば、トラベラーでもOKだと思います。
もちろんトラベラー全員が信用出来ないわけではないです。
逆に現地人でも信用出来ない人だっています。
ここでは可能性の話をしています。
トラベラーは基本的にそれほど金をもっていません。
また、持っていても節約傾向があるため、ムダなものには金を使いたがりません。
そのため彼らの多くは、車を売る際には極力金をかけまいと試行錯誤します。
そんな彼らが直した車、完全に直されたとは正直思えませんよね。
一方ちゃんと働いて給料もらっている人たちは、金にも心にも余裕があるでしょう。
それに、ファームやラウンドで酷使されたトラベラー達の車より、通勤と街乗り程度でしか使っていない現地人たちの車では、同じ走行距離でもきっとダメージの度合いが違います。
そういったメカ的視点からみても、現地人からの購入を是非オススメします。
どうやって現地人を探すか、というのはなかなか難しい話ですが、
前回エントリで紹介した各サイトに載っている情報の中には、オーナー自身のことが少し書かれていたりすることもあるので、それを頼りに探すのは1つの手です。
今乗っている車の前オーナーは韓国系(おそらく。少なくともアジア人顔ではあった)アメリカ人で、
彼女が載せていた広告には、こちらでしばらく働いていたが、近々国(アメリカ)に帰るため売りに出しているという販売理由が掲載されていました。
前回と今回に渡りいろんな注意点を挙げてきましたが、
重要なのはオーナーが信用できる人か、つまり不正をするような人物かどうかを見抜く事が大事です。
そしてそういう人物との接触を避け、貴重な時間をムダにしないように、オレが述べてきた事を参考に購入を検討してみてください。
次に、購入を決めたらオーナーと話をし、金のやりとりの方法を決めます。
値段がそれほど高くない場合はキャッシュで直に渡す方が安全かつ確実だと思います。
額が大きい場合はおそらく銀行振込になるでしょう。
支払いが済んだら、あとはカギを受け取って終わり!
購入までの一連の流れはこれで完了です。
さてここからは購入後の話。
購入後は必ず車の名義変更をしましょう。
日本でもそうですが、オーストラリアでも車の名義登録/変更は基本的に必須です。
名義変更の際には、Vehicle Regstration Transfer Applicationという書類を使用します。
陸運局に行けば手に入ります。
Department of Transport?Transportationだっけな。
そんな感じのとこです(´・ω・`)<覚えてねえ・・・
こちらがその書類。


当然ですが、名義変更にあたって、前オーナーの情報は必須です。
前オーナーが記入する欄があるため、支払い前に記入してもらいましょう。
準備のいいオーナーだと、すでにこの書類を用意していると思います。
その場合は自分が記入するところを埋めるだけでOK。
それと、前オーナーが取得したロードワーシー(RWC)は必ずもらっておくこと。
名義変更手続き時に提出する必要があります(少なくともQLD州では必須)
オーナーと一緒に名義変更手続きに行く場合は問題ないでしょうが、
自分一人で行く場合には、記入漏れがないこととRWCが手元にあるか、この2点を必ず確認してください。
(必要なモノが揃ってさえいれば、名義変更は一人でもできます)。
用紙は英語ですがそれほど難しい内容ではないので、おおよそ何言ってるか検討は付くと思いますのでご安心を。
ちなみに10のところに購入した額を記入します。
変更手続きには手数料がかかります。
記憶がとても曖昧なんですが、確か購入金額によって変わったと思います。
名義変更が完了すると、1~2週間ほどで変更完了の通知が記入した住所に届きます。
なので書類の住所欄には現住所を書いておいてください。
この書類、例えば検問などで止められた時提出を求められるケースがあるので、運転時には必ず携帯してください。
さて、最後になりますが、自動車保険の話を少し。
オーストラリアでは、車の名義登録/変更と同時に保険に自動的に加入することになります。
日本で言う強制保険、自賠責保険というやつでしょうか。
軽くググってみたところ、どうやらこの保険は対人専用の保険のようで、壊れた物に対しては適用外のようです。
ちなみに強制的に加入させられるこの保険ですが、いくつかグレードがあるらしく、
加入後(名義登録/変更後)自分で別のものに変更することもできるようです。
では対物保険はどうなってんの?ってところなんですが、
大手自動車保険会社が提供している対物保険に、ほとんどの人が加入しているようです。
それが、RACQとNRMA。
この2社、おそらくスーパー界で言うウールワースとコールスでしょう。
ちなみに名義登録/変更時に強制加入される対人保険は実はNRMAが扱う保険です。
ほとんどのトラベラーはこの対物保険には加入していないと思います。
まあ事故んないっしょーって感覚なんだと思います。
実際そうそう事故なんて起こさないしね。
オレは念のためRACQの一番安いタイプに加入しました。
RACQにはいくつかタイプがあり、Comprehensive(包括的な・広い)は事故時相手の車も壊した物も、自分の車もすべて保険が適用されるタイプで、値段はクルマや他の条件により差はあるものの、年間1000ドル以上はかかります。
さすがにこれは高すぎるので、Third Party Car Insuranceという、事故時には相手の車の修理のみカバーしてくれるタイプを選びました。一番困るのは相手への保証ですからね。
ちなみに170ドル弱でした。
他にも車が火災にあったり盗難にあったりした際に適用される保険などもあります。
ここがそのサイト。http://www.racq.com.au/insurance/car_insurance
Fire, Theft and Third Party ~のところに写ってる笑顔の女の子がとってもかわいい(*´д`*)アハァ
そういやここ数ヶ月まともに女の子と話してねえ・・・
職場はモッサモサむっちむちの男のみで、fuckやmother fuckerが挨拶代わりだからな・・・
はっいかん変なことを口走ってしまった(´・ω・`)
ちなみに、この保険はあくまで保険であって、例えば運転中パンクしたとか、バッテリーが上がっちゃって動けないって時に助けてもらう、日本でいうところのJAFがやってるロードサービスとは別物です。
あのサービスが受けたければ、別途にサービスへの加入が必要です。
ラウンドしたり、エアーズロックへ向けてゴー!なんて人は、これに入っておいたほうがいいかもしれません。
ごめんなさい、何ていうのか忘れちゃいました・・・
久々にビール飲んで酔ってて調べるのめんどいから次回以降のエントリで追記もしくはここに追記してお知らせします。
額は確か130~140ドルほどだったと思います。
いかがだったでしょか。
日本人ワーホリメーカーで車を持っているという人は、あまりいないような気がします。
もしその理由が購入の仕方や何をどう見てどう選べばいいかわからないから、購入をためらっている、という理由であれば、今回の一連のエントリその1~3が多少なりとも役に立つのではないかなと思います。
少しでも役に立てば幸いです。
このシリーズ、実はあんまり人気無いんだよね・・・
ランキングのOUTポイント全然上がらなかったし(´・ω・`)<みんな車は要らないのかね・・・
次回は何を書こうかな。
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ギリギリです。
今の仕事も残すところ1ヶ月となりました。
時給24.7ドルという高時給なので、辞めなければならないのがとても残念です。
次はもっと高いところが見つかるといいな(´・ω・`)
さて、前回のエントリのタイトルが誰から買うの?となっていながらそれに触れなかった事を今更気づいて慌てて前回のタイトルを直しました。
前回、トラベラーからは買うなという話をしました。
では誰から買うのかというと、現地人、特にきちんと働いている人達からです。
もしくは十分な資金がある人であれば、トラベラーでもOKだと思います。
もちろんトラベラー全員が信用出来ないわけではないです。
逆に現地人でも信用出来ない人だっています。
ここでは可能性の話をしています。
トラベラーは基本的にそれほど金をもっていません。
また、持っていても節約傾向があるため、ムダなものには金を使いたがりません。
そのため彼らの多くは、車を売る際には極力金をかけまいと試行錯誤します。
そんな彼らが直した車、完全に直されたとは正直思えませんよね。
一方ちゃんと働いて給料もらっている人たちは、金にも心にも余裕があるでしょう。
それに、ファームやラウンドで酷使されたトラベラー達の車より、通勤と街乗り程度でしか使っていない現地人たちの車では、同じ走行距離でもきっとダメージの度合いが違います。
そういったメカ的視点からみても、現地人からの購入を是非オススメします。
どうやって現地人を探すか、というのはなかなか難しい話ですが、
前回エントリで紹介した各サイトに載っている情報の中には、オーナー自身のことが少し書かれていたりすることもあるので、それを頼りに探すのは1つの手です。
今乗っている車の前オーナーは韓国系(おそらく。少なくともアジア人顔ではあった)アメリカ人で、
彼女が載せていた広告には、こちらでしばらく働いていたが、近々国(アメリカ)に帰るため売りに出しているという販売理由が掲載されていました。
前回と今回に渡りいろんな注意点を挙げてきましたが、
重要なのはオーナーが信用できる人か、つまり不正をするような人物かどうかを見抜く事が大事です。
そしてそういう人物との接触を避け、貴重な時間をムダにしないように、オレが述べてきた事を参考に購入を検討してみてください。
次に、購入を決めたらオーナーと話をし、金のやりとりの方法を決めます。
値段がそれほど高くない場合はキャッシュで直に渡す方が安全かつ確実だと思います。
額が大きい場合はおそらく銀行振込になるでしょう。
支払いが済んだら、あとはカギを受け取って終わり!
購入までの一連の流れはこれで完了です。
さてここからは購入後の話。
購入後は必ず車の名義変更をしましょう。
日本でもそうですが、オーストラリアでも車の名義登録/変更は基本的に必須です。
名義変更の際には、Vehicle Regstration Transfer Applicationという書類を使用します。
陸運局に行けば手に入ります。
Department of Transport?Transportationだっけな。
そんな感じのとこです(´・ω・`)<覚えてねえ・・・
こちらがその書類。


当然ですが、名義変更にあたって、前オーナーの情報は必須です。
前オーナーが記入する欄があるため、支払い前に記入してもらいましょう。
準備のいいオーナーだと、すでにこの書類を用意していると思います。
その場合は自分が記入するところを埋めるだけでOK。
それと、前オーナーが取得したロードワーシー(RWC)は必ずもらっておくこと。
名義変更手続き時に提出する必要があります(少なくともQLD州では必須)
オーナーと一緒に名義変更手続きに行く場合は問題ないでしょうが、
自分一人で行く場合には、記入漏れがないこととRWCが手元にあるか、この2点を必ず確認してください。
(必要なモノが揃ってさえいれば、名義変更は一人でもできます)。
用紙は英語ですがそれほど難しい内容ではないので、おおよそ何言ってるか検討は付くと思いますのでご安心を。
ちなみに10のところに購入した額を記入します。
変更手続きには手数料がかかります。
記憶がとても曖昧なんですが、確か購入金額によって変わったと思います。
名義変更が完了すると、1~2週間ほどで変更完了の通知が記入した住所に届きます。
なので書類の住所欄には現住所を書いておいてください。
この書類、例えば検問などで止められた時提出を求められるケースがあるので、運転時には必ず携帯してください。
さて、最後になりますが、自動車保険の話を少し。
オーストラリアでは、車の名義登録/変更と同時に保険に自動的に加入することになります。
日本で言う強制保険、自賠責保険というやつでしょうか。
軽くググってみたところ、どうやらこの保険は対人専用の保険のようで、壊れた物に対しては適用外のようです。
ちなみに強制的に加入させられるこの保険ですが、いくつかグレードがあるらしく、
加入後(名義登録/変更後)自分で別のものに変更することもできるようです。
では対物保険はどうなってんの?ってところなんですが、
大手自動車保険会社が提供している対物保険に、ほとんどの人が加入しているようです。
それが、RACQとNRMA。
この2社、おそらくスーパー界で言うウールワースとコールスでしょう。
ちなみに名義登録/変更時に強制加入される対人保険は実はNRMAが扱う保険です。
ほとんどのトラベラーはこの対物保険には加入していないと思います。
まあ事故んないっしょーって感覚なんだと思います。
実際そうそう事故なんて起こさないしね。
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RACQにはいくつかタイプがあり、Comprehensive(包括的な・広い)は事故時相手の車も壊した物も、自分の車もすべて保険が適用されるタイプで、値段はクルマや他の条件により差はあるものの、年間1000ドル以上はかかります。
さすがにこれは高すぎるので、Third Party Car Insuranceという、事故時には相手の車の修理のみカバーしてくれるタイプを選びました。一番困るのは相手への保証ですからね。
ちなみに170ドル弱でした。
他にも車が火災にあったり盗難にあったりした際に適用される保険などもあります。
ここがそのサイト。http://www.racq.com.au/insurance/car_insurance
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そういやここ数ヶ月まともに女の子と話してねえ・・・
職場はモッサモサむっちむちの男のみで、fuckやmother fuckerが挨拶代わりだからな・・・
はっいかん変なことを口走ってしまった(´・ω・`)
ちなみに、この保険はあくまで保険であって、例えば運転中パンクしたとか、バッテリーが上がっちゃって動けないって時に助けてもらう、日本でいうところのJAFがやってるロードサービスとは別物です。
あのサービスが受けたければ、別途にサービスへの加入が必要です。
ラウンドしたり、エアーズロックへ向けてゴー!なんて人は、これに入っておいたほうがいいかもしれません。
ごめんなさい、何ていうのか忘れちゃいました・・・
額は確か130~140ドルほどだったと思います。
いかがだったでしょか。
日本人ワーホリメーカーで車を持っているという人は、あまりいないような気がします。
もしその理由が購入の仕方や何をどう見てどう選べばいいかわからないから、購入をためらっている、という理由であれば、今回の一連のエントリその1~3が多少なりとも役に立つのではないかなと思います。
少しでも役に立てば幸いです。
このシリーズ、実はあんまり人気無いんだよね・・・
ランキングのOUTポイント全然上がらなかったし(´・ω・`)<みんな車は要らないのかね・・・
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どうもです。
ギリギリです。
最近肩こりが酷い。
オーストラリアに来て肩こりなんてほどんど経験してこなかったのに何でだろう突然(´・ω・`)
右肩のコリが酷くて、ドラマLOSTもロクに集中して見れません勉強しろよ。
さて、表題の件。
前回記事では車の探し方とインスペクション(下見)時のポイントを紹介しました。
今回は、オレがやらかした失敗談を晒しながら、下見時の重要ポイントを紹介します。
----
今年の5月頃、仕事を探していたオレは日豪オンラインで車を探していました。
車の所持が第1条件の1つとして書いてある仕事がとても多いからです。
その時、2000ドルで車売りますという広告を発見。
その車はランドローバーというジープタイプの車で、年式は93年製と非常に古いものの、見た目はキレイで良さげな印象でした。
そして何より安い!
旧式とはいえこの値段はかなり安い部類にはいります。
大抵なら3,000ドル弱はする部類です
すぐにオーナーにコンタクトし、下見。
オーナーは日本人でした。
ボンネットの中を見て、年数の割りにはキレイ過ぎるので聞いてみたところ、掃除をしたと。
ボンネットの中など掃除するのだろうか?と不思議に思ったものの、売りに出すんだから掃除くらいするかと思い直し、それ以上は気に留めなかった。
そして試乗。
アクセルを踏んでもなかなか加速しない。
これが仕様によるものなのか、それとも調子が悪いのかわからなかったが、まあしばらく踏みこめば伸びてくるし、と気にしないようにしていた。
試乗後、さっき見逃した点を再確認しつつオーナーと話。
この車でどこにいったか、どれくらい乗っていたか、何処でいつ直したかなどなど。
正直この車で大丈夫だろうかと心配ではあったが、最悪すぐ売ればなんとかなると思い購入を決意。
オーナーも、時間かければ3000ドルくらいで売れるはずと言っているし(彼は帰国が迫っていたため値下げしたらしい)、
大丈夫だろ!うん、キミに決めた!!
・・・しかし運転し始めて2週間ほど経って売ることを決意。
なぜなら、どうもしっくりこないからということと、燃費が悪いということがどうしても引っかかっていて、試しに修理に出したら恐ろしいことを言われたからです。
それはロードワーシーを取りに自動車修理工場へ行った時のこと(QLDではロードワーシー(RWC)と呼ばれる、車検終了証明書のようなものを取得しないと(法律上は)売買ができないという決まりがある)。
すると衝撃の事実が。
「ああ、キミね、この車直せないよ。壊れすぎてるから。ウチじゃ無理だわ」
-----
いま思えばあらゆるところが怪しいんですが、当時は早く車を手に入れたいという焦りもあったせいか、問題を軽視したり楽観視したり、目をつぶったりしていました。
まずメカ的な観点での失敗。
・オイル漏れを確認しなかった。
年数が古くなるほど(特に)エンジンオイルの漏れが起きやすくなるようなのですが、この確認を怠りました。
事実、3件のメカニックに行って3件とも酷いオイル漏れがあると。
恐らく素人目にも分かる程度のものだったでしょう。
・ハンドルを目一杯切って前/後進しなかった。
・異音に注意を払っていなかった
修理に出した時に発覚したんですが、左前輪のベアリングという部分(ここが参考になるかも?)が損傷していました。
走行時左のほうから異音がしていて、マフラーだと思っていたけど、実は全然違うところが壊れていたという。
ちなみにこれ、ハンドルを目一杯切った時に乾いた音でカリカリカリ・・・、カタカタカタ・・・なんて音がしていたんですが、修理後はしなくなりました。
恐らくベアリングが関係していたんだと思います。
・ラジオ、エアコンが壊れている
走行には全く問題ないですが、売るときにこの2点が関わってきます。
特にエアコン。
夏、クソ暑い中エアコンなしで運転することは、ここオーストラリアでは軽い修行の部類に入ります。
好き好んで車の中でそんな訳の分からない修行する人はいないでしょう。
・燃費の悪さを甘く見ていた
あちこち壊れていた事が燃費の悪さを悪化させていた可能性は否定できません。
が、やはり古い車は基本的に燃費が悪い。
下見時におおよその燃費は聞いていましたが、予想以上のガソリンの減り方でした。
毎日乗る場合、燃費はかなり大きく出費に関わってきます。
・スピードが伸びない
踏み込んでしばらくしてようやく満足な加速を感じるという、ちょっとした亀。
ちなみに前回エントリで紹介した下見のメカ的ポイントは、この失敗を元に作っています。
恐らく未だ気づいていない潜在的なメカ的な失敗はたくさんありそうです。
しかし、このようなメカ的な欠陥を見抜けなかったとしても、ある意味仕方ないといえます。
専門知識がない限り避けがたいことだからです。
もっと大きな失敗は、
オーナーと話す中でいろんな"アラート"が鳴っていたのに、
それに目をつぶってしまったこと
まず、前オーナーはこの車でQLDの各地を走っていたという点を軽視したこと。
ファームジョブを探すためにいろんな場所を移動していたと話していたけど、RWC取ってるんだから大丈夫だろうと深く考えませんでした。
このメカニックが発行するRWC、実はここにも落とし穴がありました。
先にも述べた通り、QLDではRWC(ロードワーシー)がないと原則車は売れません(売り手側に取得義務がある)。
RWCの取得は、カーメカニックに行って車をチェックしてもらい、
壊れたところがあれば全て修理し、走行に問題がないと認められて初めて取得できるものです。
しかしここはオーストラリア。いい加減なメカニックなどいくらでもいます。
残念ながら、
RWCが取得済みであっても、その車がきちんと修理されたとは必ずしも言えないのです。
実際、オレの買った車はRWC取得後1ヶ月以内の車だったのにもかかわらず、
いたるところが壊れ、走りはしたものの、とても修理士が直したとはいえない状態でした。
もちろん購入後長距離移動などほとんどしていません。ブリスベンとゴールドコーストの往復くらいなものです(往復160km程度)。
いつ派手に壊れるかとビクビクしていたため、週に1度乗るかどうかという使用頻度でした。
-----
最初に訪れた整備工場のメカニックは、修理に1500ドルかかると伝えてきました。
RWC取ったばっかだし、まあいいとこ300ドルくらいだろうと思っていたので、予想の斜め上をいく修理費の高さに絶句。
多分1件目はぼったくりで有名なとこだったんだよ。
きっとそうだ。
そう思い2件目へ。
そこでは、壊れすぎていて直せないと修理を拒否される。
はっ?
拒否とかあるの??
この時点でとんでもなくでかいゴミを掴まされた事に気づき、猛烈に焦り始める。
3件目では、1100ドルくらいかかるけど1000ドルでいいよと伝えるメカニック。
はっきり言って1000ドルでもめちゃくちゃ高い。
走りに走って直しに来たのならともかく、
RWC取得直後の車を修理に出して、修理費が1000ドルかかるなど、ありえるはずがない。
前オーナーはきちんと直さずに売りに出していたのです。
-----
そう、
最大の失敗とは
オーナーを根拠なしに信用してしまったこと。
買うことを前提に話をしていたため、安かったため、またクソ日本人だったため、まあ大丈夫だろうという全く根拠のない信用と楽観視が、自分の中にあったからです。
話している最中、何だか怪しいなとは思っていたのです。
前オーナーはオーストラリア滞在中とても貧乏で、酷い時はレントを払ったら食費すらほとんど残らなかったこともあると話していました。
また帰国直前であったインスペクション当時でも、結局金が全然たまらなかったと話していて、
この時点で車の修理費をどう捻出したのかに疑問を持てば、購入を踏みとどまったかもしれません。
他にも何だか微妙な空気を感じるなと思った事が何度かあったものの、意味もなく大丈夫だろうと目をつぶってしまった。
イグニッション(エンジンをスタートさせるための点火装置)が壊れて直したことを、話の流れで自らポロッと漏らした時に、わずかに顔を硬直させ、しまったという雰囲気をだしたのも、いま思えば怪しくて購入をためらわせる材料の大きな1つになり得たでしょう。妙な楽観視がなければ。
しかし、金を渡し終えて最後にRWCの話になった時に彼が放った言葉が、目を覚まさせました。
「RWC取得時の修理は、交渉次第ですね」
こいつ絶対全部直してねえ!!!
しかし時既に遅し。金を渡したあとの事でした。
この失敗から学ぶ重要なポイントは以下の通り。
1.しっくりこない車は買わない
しっくりこないとは、乗っててイマイチ変だな、おかしいな、こんなんだっけ?と疑問が浮かぶような感覚です。
普段運転をしない人でも、大抵の人は車の異常を体で感じられると思うのです。
異音だったり、アクセル、ブレーキを踏んだ時だったり、ハンドルを切った時だったり、高速走行してる時だったり。
値段が安ければ尚更注意です。何かがおかしいと疑ってください。
2.古い年式の車は買わない
古い=ボロいではないし、当然走行距離などもろもろの条件によりますが、
それでも古い車はやはりガタがきていることが多いし、乗っているうちにそれが訪れることが十分に考えられます。
また古い車は売れにくい。相当安くないと基本誰も買いたがりません。
エアコンやラジオなど、走行には問題ないけど重要な部分が壊れている事も少なくありません。こういう点も購入をためらわせる原因の1つになります。
20年近く前に作られたオレのランドローバーも、売る時は相当値を下げてようやく電話がなるようになりました。
3.ロードワーシーあり=修理完了ではない
これは後に述べるオーナーに原因がある場合もありますが、いい加減なメカニックがいい加減な整備をして、RWCを発行する事もあり得るため、RWCがあるからといって、機械的な問題はないと思い込まないでください。
自分の目で確認し、試乗し、感じ、聴き、状態を知ることが重要です。
ちなみにRWCの有効期間は、発行日から2ヶ月以内または走行距離が2000km以内であることです。
ソース:http://www.tmr.qld.gov.au/Registration/Buying-or-selling-a-used-vehicle/Safety-certificates.aspx
(How long are safety certificates current for?の項目)
これのどちらか(実際名義変更時に走行距離を聞かれることはないと思うが)が超過していると、名義変更が受理されないです。(役人がバカいい加減でなければ)
4.金のないオーナー(特にトラベラー)からは購入しない
金のない人間は、何事も何とかして安く済まそうとします。
時に、例えそれが人に迷惑をかける行為や、法に触れる行為であってもです。
先に述べた、前オーナーの交渉次第という言葉は、あのクズ彼がメカニックと交渉をして修理すべきものをしなかったことを示唆しています。車の状況から判断しても、彼(とメカニック)が不正をしてRWCを手に入れたことは明白です。
トラベラーは基本金がありません。そんな彼らからの購入はできれば避けましょう。
そして相手が誰であろうと、購入時はとにかくいろんな事を聞いてください。
そして少しでも怪しいと思ったら購入は避けるべきです。
当然といえば当然ですが、売り手側は不利なことは敢えていいません。
多少の問題があっても売買が完了してしまえば売り手としてはそれで終わりで、後のことはどうでもいいのです。
壊れた状態で走る事はとても大きなリスクを背負っているのと同じです。
もし高速道路を走行中に突然壊れたらどうなるか・・・ヘタすれば命に関わります。
他人の命を奪う可能性も完全には否定できません。
オレの車も直せばしばらくは問題なく乗れたでしょう。しかし燃費の悪さや今後起こりえるであろう必要なメンテへの出費などを考えすぐに売ることを決めました。
こういった出来事は金と時間と労力のムダでしかなく、旅や生活に支障をきたす以外何ももたらさないからです。
ずいぶん長くなりましたが、今回はここまで。
トラベラーから買うなって、じゃあ誰から買うのさ?って話と、購入後の名義変更などについては次回にします。
あー日曜が終わっちゃう(´・ω・`)
Be Water, my friends!!
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最近肩こりが酷い。
オーストラリアに来て肩こりなんてほどんど経験してこなかったのに何でだろう突然(´・ω・`)
右肩のコリが酷くて、ドラマLOSTもロクに集中して見れません
さて、表題の件。
前回記事では車の探し方とインスペクション(下見)時のポイントを紹介しました。
今回は、オレがやらかした失敗談を晒しながら、下見時の重要ポイントを紹介します。
----
今年の5月頃、仕事を探していたオレは日豪オンラインで車を探していました。
車の所持が第1条件の1つとして書いてある仕事がとても多いからです。
その時、2000ドルで車売りますという広告を発見。
その車はランドローバーというジープタイプの車で、年式は93年製と非常に古いものの、見た目はキレイで良さげな印象でした。
そして何より安い!
旧式とはいえこの値段はかなり安い部類にはいります。
大抵なら3,000ドル弱はする部類です
すぐにオーナーにコンタクトし、下見。
オーナーは日本人でした。
ボンネットの中を見て、年数の割りにはキレイ過ぎるので聞いてみたところ、掃除をしたと。
ボンネットの中など掃除するのだろうか?と不思議に思ったものの、売りに出すんだから掃除くらいするかと思い直し、それ以上は気に留めなかった。
そして試乗。
アクセルを踏んでもなかなか加速しない。
これが仕様によるものなのか、それとも調子が悪いのかわからなかったが、まあしばらく踏みこめば伸びてくるし、と気にしないようにしていた。
試乗後、さっき見逃した点を再確認しつつオーナーと話。
この車でどこにいったか、どれくらい乗っていたか、何処でいつ直したかなどなど。
正直この車で大丈夫だろうかと心配ではあったが、最悪すぐ売ればなんとかなると思い購入を決意。
オーナーも、時間かければ3000ドルくらいで売れるはずと言っているし(彼は帰国が迫っていたため値下げしたらしい)、
大丈夫だろ!うん、キミに決めた!!
・・・しかし運転し始めて2週間ほど経って売ることを決意。
なぜなら、どうもしっくりこないからということと、燃費が悪いということがどうしても引っかかっていて、試しに修理に出したら恐ろしいことを言われたからです。
それはロードワーシーを取りに自動車修理工場へ行った時のこと(QLDではロードワーシー(RWC)と呼ばれる、車検終了証明書のようなものを取得しないと(法律上は)売買ができないという決まりがある)。
すると衝撃の事実が。
「ああ、キミね、この車直せないよ。壊れすぎてるから。ウチじゃ無理だわ」
-----
いま思えばあらゆるところが怪しいんですが、当時は早く車を手に入れたいという焦りもあったせいか、問題を軽視したり楽観視したり、目をつぶったりしていました。
まずメカ的な観点での失敗。
・オイル漏れを確認しなかった。
年数が古くなるほど(特に)エンジンオイルの漏れが起きやすくなるようなのですが、この確認を怠りました。
事実、3件のメカニックに行って3件とも酷いオイル漏れがあると。
恐らく素人目にも分かる程度のものだったでしょう。
・ハンドルを目一杯切って前/後進しなかった。
・異音に注意を払っていなかった
修理に出した時に発覚したんですが、左前輪のベアリングという部分(ここが参考になるかも?)が損傷していました。
走行時左のほうから異音がしていて、マフラーだと思っていたけど、実は全然違うところが壊れていたという。
ちなみにこれ、ハンドルを目一杯切った時に乾いた音でカリカリカリ・・・、カタカタカタ・・・なんて音がしていたんですが、修理後はしなくなりました。
恐らくベアリングが関係していたんだと思います。
・ラジオ、エアコンが壊れている
走行には全く問題ないですが、売るときにこの2点が関わってきます。
特にエアコン。
夏、クソ暑い中エアコンなしで運転することは、ここオーストラリアでは軽い修行の部類に入ります。
好き好んで車の中でそんな訳の分からない修行する人はいないでしょう。
・燃費の悪さを甘く見ていた
あちこち壊れていた事が燃費の悪さを悪化させていた可能性は否定できません。
が、やはり古い車は基本的に燃費が悪い。
下見時におおよその燃費は聞いていましたが、予想以上のガソリンの減り方でした。
毎日乗る場合、燃費はかなり大きく出費に関わってきます。
・スピードが伸びない
踏み込んでしばらくしてようやく満足な加速を感じるという、ちょっとした亀。
ちなみに前回エントリで紹介した下見のメカ的ポイントは、この失敗を元に作っています。
恐らく未だ気づいていない潜在的なメカ的な失敗はたくさんありそうです。
しかし、このようなメカ的な欠陥を見抜けなかったとしても、ある意味仕方ないといえます。
専門知識がない限り避けがたいことだからです。
もっと大きな失敗は、
オーナーと話す中でいろんな"アラート"が鳴っていたのに、
それに目をつぶってしまったこと
まず、前オーナーはこの車でQLDの各地を走っていたという点を軽視したこと。
ファームジョブを探すためにいろんな場所を移動していたと話していたけど、RWC取ってるんだから大丈夫だろうと深く考えませんでした。
このメカニックが発行するRWC、実はここにも落とし穴がありました。
先にも述べた通り、QLDではRWC(ロードワーシー)がないと原則車は売れません(売り手側に取得義務がある)。
RWCの取得は、カーメカニックに行って車をチェックしてもらい、
壊れたところがあれば全て修理し、走行に問題がないと認められて初めて取得できるものです。
しかしここはオーストラリア。いい加減なメカニックなどいくらでもいます。
残念ながら、
RWCが取得済みであっても、その車がきちんと修理されたとは必ずしも言えないのです。
実際、オレの買った車はRWC取得後1ヶ月以内の車だったのにもかかわらず、
いたるところが壊れ、走りはしたものの、とても修理士が直したとはいえない状態でした。
もちろん購入後長距離移動などほとんどしていません。ブリスベンとゴールドコーストの往復くらいなものです(往復160km程度)。
いつ派手に壊れるかとビクビクしていたため、週に1度乗るかどうかという使用頻度でした。
-----
最初に訪れた整備工場のメカニックは、修理に1500ドルかかると伝えてきました。
RWC取ったばっかだし、まあいいとこ300ドルくらいだろうと思っていたので、予想の斜め上をいく修理費の高さに絶句。
多分1件目はぼったくりで有名なとこだったんだよ。
きっとそうだ。
そう思い2件目へ。
そこでは、壊れすぎていて直せないと修理を拒否される。
はっ?
拒否とかあるの??
この時点でとんでもなくでかいゴミを掴まされた事に気づき、猛烈に焦り始める。
3件目では、1100ドルくらいかかるけど1000ドルでいいよと伝えるメカニック。
はっきり言って1000ドルでもめちゃくちゃ高い。
走りに走って直しに来たのならともかく、
RWC取得直後の車を修理に出して、修理費が1000ドルかかるなど、ありえるはずがない。
前オーナーはきちんと直さずに売りに出していたのです。
-----
そう、
最大の失敗とは
オーナーを根拠なしに信用してしまったこと。
買うことを前提に話をしていたため、安かったため、また
話している最中、何だか怪しいなとは思っていたのです。
前オーナーはオーストラリア滞在中とても貧乏で、酷い時はレントを払ったら食費すらほとんど残らなかったこともあると話していました。
また帰国直前であったインスペクション当時でも、結局金が全然たまらなかったと話していて、
この時点で車の修理費をどう捻出したのかに疑問を持てば、購入を踏みとどまったかもしれません。
他にも何だか微妙な空気を感じるなと思った事が何度かあったものの、意味もなく大丈夫だろうと目をつぶってしまった。
イグニッション(エンジンをスタートさせるための点火装置)が壊れて直したことを、話の流れで自らポロッと漏らした時に、わずかに顔を硬直させ、しまったという雰囲気をだしたのも、いま思えば怪しくて購入をためらわせる材料の大きな1つになり得たでしょう。妙な楽観視がなければ。
しかし、金を渡し終えて最後にRWCの話になった時に彼が放った言葉が、目を覚まさせました。
「RWC取得時の修理は、交渉次第ですね」
こいつ絶対全部直してねえ!!!
しかし時既に遅し。金を渡したあとの事でした。
この失敗から学ぶ重要なポイントは以下の通り。
1.しっくりこない車は買わない
しっくりこないとは、乗っててイマイチ変だな、おかしいな、こんなんだっけ?と疑問が浮かぶような感覚です。
普段運転をしない人でも、大抵の人は車の異常を体で感じられると思うのです。
異音だったり、アクセル、ブレーキを踏んだ時だったり、ハンドルを切った時だったり、高速走行してる時だったり。
値段が安ければ尚更注意です。何かがおかしいと疑ってください。
2.古い年式の車は買わない
古い=ボロいではないし、当然走行距離などもろもろの条件によりますが、
それでも古い車はやはりガタがきていることが多いし、乗っているうちにそれが訪れることが十分に考えられます。
また古い車は売れにくい。相当安くないと基本誰も買いたがりません。
エアコンやラジオなど、走行には問題ないけど重要な部分が壊れている事も少なくありません。こういう点も購入をためらわせる原因の1つになります。
20年近く前に作られたオレのランドローバーも、売る時は相当値を下げてようやく電話がなるようになりました。
3.ロードワーシーあり=修理完了ではない
これは後に述べるオーナーに原因がある場合もありますが、いい加減なメカニックがいい加減な整備をして、RWCを発行する事もあり得るため、RWCがあるからといって、機械的な問題はないと思い込まないでください。
自分の目で確認し、試乗し、感じ、聴き、状態を知ることが重要です。
ちなみにRWCの有効期間は、発行日から2ヶ月以内または走行距離が2000km以内であることです。
ソース:http://www.tmr.qld.gov.au/Registration/Buying-or-selling-a-used-vehicle/Safety-certificates.aspx
(How long are safety certificates current for?の項目)
これのどちらか(実際名義変更時に走行距離を聞かれることはないと思うが)が超過していると、名義変更が受理されないです。(役人が
4.金のないオーナー(特にトラベラー)からは購入しない
金のない人間は、何事も何とかして安く済まそうとします。
時に、例えそれが人に迷惑をかける行為や、法に触れる行為であってもです。
先に述べた、前オーナーの交渉次第という言葉は、
トラベラーは基本金がありません。そんな彼らからの購入はできれば避けましょう。
そして相手が誰であろうと、購入時はとにかくいろんな事を聞いてください。
そして少しでも怪しいと思ったら購入は避けるべきです。
当然といえば当然ですが、売り手側は不利なことは敢えていいません。
多少の問題があっても売買が完了してしまえば売り手としてはそれで終わりで、後のことはどうでもいいのです。
壊れた状態で走る事はとても大きなリスクを背負っているのと同じです。
もし高速道路を走行中に突然壊れたらどうなるか・・・ヘタすれば命に関わります。
他人の命を奪う可能性も完全には否定できません。
オレの車も直せばしばらくは問題なく乗れたでしょう。しかし燃費の悪さや今後起こりえるであろう必要なメンテへの出費などを考えすぐに売ることを決めました。
こういった出来事は金と時間と労力のムダでしかなく、旅や生活に支障をきたす以外何ももたらさないからです。
ずいぶん長くなりましたが、今回はここまで。
トラベラーから買うなって、じゃあ誰から買うのさ?って話と、購入後の名義変更などについては次回にします。
あー日曜が終わっちゃう(´・ω・`)
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どうもです。
ギリギリです。
またもや更新から1ヶ月。もう毎度のことになっています。
さて、近況はというと、相も変わらず月~土の週6みっちり仕事しています。
手取りは1000ドルを僅かに下回る額。税金は280ドルほど払っています。高い・・・
今日はパブリックホリデー(何の祝日なんだろう(´・ω・`)<知らねえ)のため休み。
しかしこの前の土曜は13.5時間も働いたため今日の分まできっちり稼いでおります。
そういえば2連休の休みって2ヶ月以上なかったな・・・
この調子で稼げるといいなあ
ここからは表題の件。
車の購入を考えている人には役立つかと思います。
オーストラリアでの車の購入は、日本での購入よりもずっと気軽です。
というのも、個人売買が可能だから。
これによりトラベラーも容易にmy carを持つことができちゃいます。
その反面、個人売買によるトラブルも付き物。
買った直後に壊れたなどが主なトラブルですが、中にはネットで購入しようとして詐欺にあったという話もあります。
購入を本気で考えている人は、調べていくうちに、どう購入するのが堅実&安全なのか、と言った点で悩み始めてくるのではないでしょうか。
ましてや車に関する機械的な知識がない人には、購入しようとする車の状態を、どう判断していいかすらわかりません。
そこで、今回は2~3回に渡り、車探しから購入までの流れを、これまでの失敗も少し交えながら述べていきます。
オレはこれまで2台購入しましたが、2台とも個人売買でした。
個人売買での購入の流れは大体下のようなフローになります。
1.ネットやバッパーなどの掲示板を見ながら、良さげな車を探す
2.いいと思う車を見つけたら、そのオーナーにコンタクト、下見(インスペクション)の約束
3.下見時はボンネットを開けて中を見たり、試乗するなどして状態を確認
4.気に入れば購入の意思を示し、購入を約束
5.車と金の受け渡し方法や細かい事などを詳細に取り決め、実施。この際車の名義変更も忘れずに。
まず購入にあたり、車を売りに出している人を探します。
大きくわけて2つでしょう。
・(新/中古車)ディーラー(要は車を売ってる店)からの購入
・個人からの購入
それぞれ、
・ディーラーは車へ数年の保証を設けるなどしている事が多いため、何かあっても保証が効く
・きちんと整備されている車を売っている(信用問題にかかわるため変なものは売らない)
・その分高い。中古車といえども非常に高い。安くても8千~1万ドルとか普通にする。
・個人売買の車は保証など当然あり得ない
・車の状態は持ち主に寄って大きくことなる。
・基本安い。2000~8000ドルくらい(トラベラー特に金ないから、安く売れるような車しか乗ってないといったほうがいいかも知れない)
ワーホリしてる人で、ディーラーから買うって人はほとんどいないと思います。
問題はやはり金。高いんだもん中古車でも(´・ω・`)
ということで個人売買に絞って話します(そもそもディーラーからの購入知識ねーだろおめーわ)。
車探しはネットが一番ラクです。
http://life.nichigopress.jp/ool/sell/
http://www.sunqld.com/libr/libr.php?id=2ndcar_e
http://www.carsales.com.au/←オススメ
http://www.carsguide.com.au/
http://www.gumtree.com.au/
オレが使ってるサイトです。1つ目は日豪オンラインなので、売り手買い手ともにほとんどが日本人でしょう。
英語でのやりとりが不安だという人には便利です。
また売り主が同じ日本人という安心も買えるでしょう。
(まあこの安心にしてヤラれたわけですが・・・)
5つ目のガムツリーは超有名ですね。Automotiveのリンクから車を探しましょう。
3つ目のカーセールは他と比べると信頼度は高いと言っていいでしょう。
というのも、売り手は金を払って宣伝を載せるから。
そう、売る側は有料なんです。
貧乏金無しのワーホリたちは、有料という響きが大嫌い。
逆に"無料"は大好き。無料WiFi、バッパーでもらえる無料の米やパスタ、フリードリンクチケットなどなど・・・
よって、クソみたいなポンコツにだましだまし乗ってきて、何とか最低限の費用で売ろうと企んでいる輩は大抵利用を諦めるわけです。
ちなみに1台目は日豪の宣伝を見て購入、2台目はカーセールで購入しました。
バッパーの掲示板(Notice board)にも、たくさんの車売ります!の張り紙がありますが、そこから車を探してもいいでしょう。
ただしトラベラーから買うのはおすすめしません。オレはこれでやられました。
次回エントリで詳しく触れます。
次。
良さげな車を見つけたら、持ち主に連絡し、下見の日取りを決めます。
手っ取り早く電話が最適だと思いますが、テキスト、Emailでもいいでしょう。
次が一番大事な下見。
購入当時も今も車の知識がないオレは、多少車のことを知っている友達に聞いて以下の様な点に注意しました。
・走行距離
・ボンネットの中身
・エンジンが容易にかかるか
・エンジンをかけてギアがニュートラル(AT車だとPかな)に入っている時の、エンジン回転数
・ニュートラル+エアコンON時のエンジン回転数
・エンジンをしばらくかけておいて、車の下に何らかの液体が漏れていないか(特にエンジンオイル)
・エアコンやラジオ、電動式の窓やドアミラーなどが正しく動作するか。
・ロードワーシー(RWC)取得済みか、取得後どの程度走ったか/時間が経っているか
・運転中異音がしないか(特にハンドルを目一杯切って前/後進する時)
・タイヤの溝が十分あるか(タイヤの購入が必要になった場合高く付くため。高いんですタイヤ)
機械的、専門的なところはこの程度。
この他に、
・使用用途
・購入後どの程度走ったか
・トラブル等があったか
・どの程度の間隔でメカニックに点検に出していたか
といった点に注意します。
特に使用用途はとても重要なポイントで、例えば同じ通勤に使用していても、街乗りで大した距離乗っていない車と、ファームの荒れ道を毎日走っていた車とでは、ダメージの蓄積具合が違うからです。その時は平気でも購入後が心配。
購入後の走行距離も大事ですね。オーストラリア一周してきた直後に売りに出してるような車は正直怖くて買えません。何万キロも走ってきた直後なわけだし。
メカニックへの定期点検もポイントです。
まあRWCがとれていれば一応は安心ですが、定期点検に出すという車への配慮がある人の車であれば、より安心できると言っていいでしょう。
こういった点を直接聞いてもいいですが、何気ない会話の中から探しだす方がいいかもしれません。
というのも、売り手は不利な情報は表に出したがらないため、うまいこと言うことが多いから。
こういった点を世間話を交えながらうまく炙りだしてみてください。
メカ的視点での注意点として、ボンネットの中身があります。
実際何を見ていいか未だにほとんどわからないんですが、重要な点を1点。
ボンネットを開けて、左右のふちの綺麗さ具合を確かめてください。
ちと見難いのですが、図で示す溝のような場所。

実際は赤丸で囲んだ部分だけでなく、ボンネットの端から端までです。あと逆サイドの同じ部分も。
ココをチェックすることで、事故車かどうかがわかります。
韓国人日本人両方の元カーメカニック曰く、
この部分の半分が汚くて残り半分がキレイな車というのは、以前に事故を起こして部品を交換しているためだということです。
またボンネットの片側の溝はキレイ、逆側は汚いというのも同じ理由が考えられるそうです。
事故車でも部品交換してんだからいいじゃん!と思うかもしれませんが、事故車というのは素人目からはわからないリスクをいろいろと抱えているようで、元カーメカニック曰く「NO WAY(あり得ない)」とのこと。
長くなったので今回はここまで。
次回はこの続きです。
※これ以上詳しく知ろうとすると一から勉強しないといけないので、オレはこの程度の知識でとどめていますが、他にも素人にも簡単なチェック項目があれば、コメント欄に残してくれると嬉しいです。
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車の購入を考えている人には役立つかと思います。
オーストラリアでの車の購入は、日本での購入よりもずっと気軽です。
というのも、個人売買が可能だから。
これによりトラベラーも容易にmy carを持つことができちゃいます。
その反面、個人売買によるトラブルも付き物。
買った直後に壊れたなどが主なトラブルですが、中にはネットで購入しようとして詐欺にあったという話もあります。
購入を本気で考えている人は、調べていくうちに、どう購入するのが堅実&安全なのか、と言った点で悩み始めてくるのではないでしょうか。
ましてや車に関する機械的な知識がない人には、購入しようとする車の状態を、どう判断していいかすらわかりません。
そこで、今回は2~3回に渡り、車探しから購入までの流れを、これまでの失敗も少し交えながら述べていきます。
オレはこれまで2台購入しましたが、2台とも個人売買でした。
個人売買での購入の流れは大体下のようなフローになります。
1.ネットやバッパーなどの掲示板を見ながら、良さげな車を探す
2.いいと思う車を見つけたら、そのオーナーにコンタクト、下見(インスペクション)の約束
3.下見時はボンネットを開けて中を見たり、試乗するなどして状態を確認
4.気に入れば購入の意思を示し、購入を約束
5.車と金の受け渡し方法や細かい事などを詳細に取り決め、実施。この際車の名義変更も忘れずに。
まず購入にあたり、車を売りに出している人を探します。
大きくわけて2つでしょう。
・(新/中古車)ディーラー(要は車を売ってる店)からの購入
・個人からの購入
それぞれ、
・ディーラーは車へ数年の保証を設けるなどしている事が多いため、何かあっても保証が効く
・きちんと整備されている車を売っている(信用問題にかかわるため変なものは売らない)
・その分高い。中古車といえども非常に高い。安くても8千~1万ドルとか普通にする。
・個人売買の車は保証など当然あり得ない
・車の状態は持ち主に寄って大きくことなる。
・基本安い。2000~8000ドルくらい(トラベラー特に金ないから、安く売れるような車しか乗ってないといったほうがいいかも知れない)
ワーホリしてる人で、ディーラーから買うって人はほとんどいないと思います。
問題はやはり金。高いんだもん中古車でも(´・ω・`)
ということで個人売買に絞って話します(そもそもディーラーからの購入知識ねーだろおめーわ)。
車探しはネットが一番ラクです。
http://life.nichigopress.jp/ool/sell/
http://www.sunqld.com/libr/libr.php?id=2ndcar_e
http://www.carsales.com.au/←オススメ
http://www.carsguide.com.au/
http://www.gumtree.com.au/
オレが使ってるサイトです。1つ目は日豪オンラインなので、売り手買い手ともにほとんどが日本人でしょう。
英語でのやりとりが不安だという人には便利です。
また売り主が同じ日本人という安心も買えるでしょう。
(まあこの安心にしてヤラれたわけですが・・・)
5つ目のガムツリーは超有名ですね。Automotiveのリンクから車を探しましょう。
3つ目のカーセールは他と比べると信頼度は高いと言っていいでしょう。
というのも、売り手は金を払って宣伝を載せるから。
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貧乏金無しのワーホリたちは、有料という響きが大嫌い。
逆に"無料"は大好き。無料WiFi、バッパーでもらえる無料の米やパスタ、フリードリンクチケットなどなど・・・
よって、クソみたいなポンコツにだましだまし乗ってきて、何とか最低限の費用で売ろうと企んでいる輩は大抵利用を諦めるわけです。
ちなみに1台目は日豪の宣伝を見て購入、2台目はカーセールで購入しました。
バッパーの掲示板(Notice board)にも、たくさんの車売ります!の張り紙がありますが、そこから車を探してもいいでしょう。
ただしトラベラーから買うのはおすすめしません。オレはこれでやられました。
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購入当時も今も車の知識がないオレは、多少車のことを知っている友達に聞いて以下の様な点に注意しました。
・走行距離
・ボンネットの中身
・エンジンが容易にかかるか
・エンジンをかけてギアがニュートラル(AT車だとPかな)に入っている時の、エンジン回転数
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機械的、専門的なところはこの程度。
この他に、
・使用用途
・購入後どの程度走ったか
・トラブル等があったか
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といった点に注意します。
特に使用用途はとても重要なポイントで、例えば同じ通勤に使用していても、街乗りで大した距離乗っていない車と、ファームの荒れ道を毎日走っていた車とでは、ダメージの蓄積具合が違うからです。その時は平気でも購入後が心配。
購入後の走行距離も大事ですね。オーストラリア一周してきた直後に売りに出してるような車は正直怖くて買えません。何万キロも走ってきた直後なわけだし。
メカニックへの定期点検もポイントです。
まあRWCがとれていれば一応は安心ですが、定期点検に出すという車への配慮がある人の車であれば、より安心できると言っていいでしょう。
こういった点を直接聞いてもいいですが、何気ない会話の中から探しだす方がいいかもしれません。
というのも、売り手は不利な情報は表に出したがらないため、うまいこと言うことが多いから。
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メカ的視点での注意点として、ボンネットの中身があります。
実際何を見ていいか未だにほとんどわからないんですが、重要な点を1点。
ボンネットを開けて、左右のふちの綺麗さ具合を確かめてください。
ちと見難いのですが、図で示す溝のような場所。

実際は赤丸で囲んだ部分だけでなく、ボンネットの端から端までです。あと逆サイドの同じ部分も。
ココをチェックすることで、事故車かどうかがわかります。
韓国人日本人両方の元カーメカニック曰く、
この部分の半分が汚くて残り半分がキレイな車というのは、以前に事故を起こして部品を交換しているためだということです。
またボンネットの片側の溝はキレイ、逆側は汚いというのも同じ理由が考えられるそうです。
事故車でも部品交換してんだからいいじゃん!と思うかもしれませんが、事故車というのは素人目からはわからないリスクをいろいろと抱えているようで、元カーメカニック曰く「NO WAY(あり得ない)」とのこと。
長くなったので今回はここまで。
次回はこの続きです。
※これ以上詳しく知ろうとすると一から勉強しないといけないので、オレはこの程度の知識でとどめていますが、他にも素人にも簡単なチェック項目があれば、コメント欄に残してくれると嬉しいです。
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続き待ってます(^_^)
chisa 私もワーホリ中です。ブログ、参考にさせてもらっています。
セカンドに突入した今、やっとローカルジョブを得られたので、車の購入を考え始めました。
その2、その3と続きを楽しみにしています。特に失敗談……(すみません笑)
ギリギリ chisaさん
コメントどうもです。
ローカルジョブゲットおめでとうございます!結構嬉しいですよね。
その3で終わるのか2なのか4なのか正直未定ですが、頑張って更新頻度あげますww
chisa 私もワーホリ中です。ブログ、参考にさせてもらっています。
セカンドに突入した今、やっとローカルジョブを得られたので、車の購入を考え始めました。
その2、その3と続きを楽しみにしています。特に失敗談……(すみません笑)
ギリギリ chisaさん
コメントどうもです。
ローカルジョブゲットおめでとうございます!結構嬉しいですよね。
その3で終わるのか2なのか4なのか正直未定ですが、頑張って更新頻度あげますww
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